みずのき動物園の記録


みずのき動物園の展示の様子を記録に残したいということで、パソコンにブログというものを書くはめになった。

さて、以下は動物たちを生息地ごとにエリア分けした時の記録。



1. 陸のどうぶつ

この時は陸生動物を集めたエリアで視界の中央に遮へい物を置くことで、来園者が動物たちの営みを想像しながら、なぞなぞを解くように観察できるようにした。

多くの動物は普段と変わらない様子だったが、何頭かの牛が慣れない環境の中で珍しい行動をとっているのが興味深い。本人たちも物珍しそうに自分の体の変化を楽しんでいるように見えた。

こういう時は画用紙の外に連れ出してやって良かったと思える。




2. 水のどうぶつ

次に水生動物を集めたエリア。

みずのき動物は色の鮮やかさに定評があるが、その特徴を強く感じられるのが魚や亀だ。

亀はオザサ産とナカハラ産の種がほとんどで、オザサ産の亀は頭や手足が小さく甲羅が大きいのが特徴。この甲羅の色や模様が独特でいくら見ていても飽きないと感じるのは飼育員の欲目ではないだろう。

ナカハラ産は産地こそ同じだが特徴はバラバラ。展示では観察しやすいように静かな場所を泳がせているが、本来はカラフルな水域を好んで泳ぐ元気な亀たちだ。

亀にはみずのき動物の幅広さが集約されているのかも知れない。




3. 辺のどうぶつ

最後は陸と水の境目を辺(ほとり)としてまとめ、そこに生息する動物たちを集めたエリア。

ここに集めた動物たちは小さいものたちばかりで種も多いので、正直なところ正確な数を把握できていない。

そもそもみずのきのトカゲやカエルは色や形を変えながら移動するものもいるので何を持って一匹と数えれば良いのかすら自信がない。

今後、力を入れて理解を深めていきたい動物たちの住むエリアと言えよう。



みずのき動物園は移動式動物園という特性を活かし、会場の場所や時間帯に合わせて連れて行く動物を少しずつ入れ替えるようにしている。

どの動物も環境が変わる度に新しい表情を見せてくれるので飼育員の立場としても発見が尽きない。

来園者も何かしらの発見を楽しめる空間になっていれば嬉しい。



 

みずのき美術館 × 浦崎力「みずのき動物園(陸のどうぶつ園)」 映像|2015 - 2020 原画:岡本由加、小笹逸男、中原安見子(みずのき美術館所蔵) 映像:浦崎力 音楽:伊藤倫典(シャー クニャークス、ビイドロ)


みずのき美術館 × 浦崎力「みずのき動物園(水のどうぶつ園)」 映像|2015 - 2020 原画:小笹逸男、中原安見子、山本一男、山本悟、吉川敏明(みずのき美術館所蔵) 映像:浦崎力 音楽:伊藤倫典(シャー クニャークス、ビイドロ)


みずのき美術館 × 浦崎力「みずのき動物園(辺のどうぶつ園)」 映像|2015 - 2020 原画:小笹逸男、中原安見子、山本一男(みずのき美術館所蔵) 映像:浦崎力 音楽:伊藤倫典(シャー クニャークス、ビイドロ)